はじめて

初ラウンドで迷わない、カートの使い方とプレーファスト

自走式・リモコン式カートの基本、安全な停車位置、クラブ準備など、初心者の進行を具体的に解説します。

案内を受けながら初めてのティーへ向かうゴルファーのイラスト

乗用カートは移動を楽にする一方、使い方を誤ると進行の遅れや事故につながります。初心者は運転操作だけでなく「どこに止め、何を持って降り、いつ次へ動かすか」を覚えると、落ち着いてプレーできます。

最初にカート方式を確認する

自分で運転する自走式、ボタンやリモコンでレール上を進む電磁誘導式などがあります。運転資格、走行エリア、フェアウェイ乗り入れ、停止位置はゴルフ場ごとに異なります。スタート前の説明を聞き、分からない操作はその場で確認します。

発進前の安全確認は全員で

乗員が座ったか、手足や荷物が外へ出ていないか、後方に人がいないかを確認します。急発進・急停止、下り坂での速度超過、濡れた路面での急ハンドルは危険です。クラブを持ったまま乗り降りせず、完全に停止してから動きます。

ボールへ行くときは候補クラブを複数持つ

カート道とボールが離れている場合、距離が正確に分からなくても前後の番手を含め2〜3本持ちます。林やグリーン周りへ向かうなら、次に使いそうなウェッジやパターも持ちます。一本ずつ取りに戻る往復を減らすだけで、初心者でも自然に進行へ貢献できます。

カートは「次へ向かう側」に置く

グリーン手前へカートを残したままホールアウトすると、後続組が待つ中を逆戻りすることになります。案内に従い、グリーン横から次のティーへ抜ける側へ進めます。ただし、前方へ出す人はプレーヤーのショット範囲と他の組の位置を確認し、安全を最優先にします。

プレーファストは急いで打つことではない

打つ直前のルーティンを削るのではなく、打つ前の準備と打った後の移動を効率化します。自分のボールを最後まで見て目印を決める、カートを降りる前にクラブを選ぶ、打ち終えたら安全に前進する、スコアは次のティーで記入する、といった小さな手順が効果的です。

初心者が同伴者へ頼んでよいこと

  • カート操作と停止位置を経験者に任せる
  • ボールの行方を一緒に見てもらう
  • 持っていくクラブの候補を早めに聞く
  • ローカルルールや救済の判断を確認する

分からないままカートを動かしたり、後方から急かされて危険なショットをしたりする必要はありません。安全に関わる場面では必ず止まって確認します。

上手なプレーヤーほど、初心者を走らせるのではなく、カートの位置とクラブ準備を先回りして支えます。組全体が前の組との適切な間隔を保つことがプレーファストです。