準備

スタート時刻から逆算する前日・当日の準備術

到着60分前を基準に、移動、受付、練習、朝食、前夜の支度を逆算する遅刻しない段取りを解説します。

ゴルフ場へ行く前に服装と持ち物を準備するゴルファーのイラスト

ゴルフの朝に余裕がなくなる最大の原因は、出発時刻だけを決めて「駐車してからティーへ立つまで」の時間を計算していないことです。スタート時刻を起点に工程を逆向きに置くと、初めてのゴルフ場でも慌てません。

基準はスタート60分前の敷地到着

8時00分スタートなら7時00分到着を基本にします。そこからバッグを預け、駐車、受付、着替え、トイレ、練習、スタート室への移動があります。大型コンペの日は受付が混み、練習場が離れたコースでは往復にも時間が必要です。

移動時間には三つの余白を加える

  1. 早朝工事や事故渋滞の余白
  2. 途中休憩、給油、同乗者との合流時間
  3. ICを降りてからの細い道や入口を探す時間

ナビの最短時間だけで出発を決めず、交通情報と別ルートも確認します。冬は路面凍結、行楽期は帰路の渋滞も考え、運転者へ負担が集中しない計画を立てます。

前夜に完了させる五つのこと

  • キャディバッグのクラブ本数とネームタグ確認
  • ウェア、シューズ、雨具、着替えを一か所へまとめる
  • 予約名、コース、スタート時刻、同伴者を再確認する
  • 現地の天気、気温、交通、ゴルフ場からの連絡を確認する
  • 車へ積む物と朝に追加する物を分ける

スマートフォン、財布、飲料のように朝まで使う物だけ短いリストへ残します。バッグをすべて開け直す確認は、かえって入れ忘れを生むことがあります。

朝食と水分は移動前から

早朝でも何も食べずにスタートすると、後半まで集中力を保ちにくくなります。食べ慣れた消化のよい朝食を取り、水分も少しずつ補います。現地レストランの朝営業や売店を当てにする場合は、営業時間を確認してください。

到着後30分の優先順位

まず受付と着替えを済ませ、スタート場所と後半の流れを確認します。その後、体を動かし、短いパットを確認します。時間が余ればショット練習を行います。遅れたときにドライバー練習を優先し、受付や集合を後回しにするのは逆です。

遅れそうな時は到着してから謝らない

渋滞などで間に合わない可能性が生じた時点で、同伴者とゴルフ場へ連絡します。スタート枠は前後の組と連動しているため、無断遅刻は自分の組だけの問題ではありません。運転中の操作はせず、同乗者に連絡を頼むか安全な場所へ停車します。

プロの準備は、道具を増やすことではなく判断を減らすことです。前夜に着る物、積む物、出発時刻まで決め、朝は決めた手順を実行するだけにすると、スタート前の集中力をプレーへ残せます。