マナー・安全

前後の組と気持ちよく回るためのペース管理

急がず安全を保ちながら、準備、移動、球探し、カート位置を整えて組全体の流れを良くする方法を紹介します。

ゴルフコースを丁寧に整えるゴルファーのイラスト

プレーファストは、初心者を走らせたり、構えた人を急かしたりすることではありません。前の組との適切な間隔を保ち、安全な範囲で各自が次の準備を進めることです。上手さに関係なく、組の段取りでペースは改善できます。

時計より前の組との位置を見る

ゴルフ場が示す標準時間を意識しながら、基本は前の組から離れすぎないようにします。ただし、前が空いているからといって安全距離を無視して打ってはいけません。遅れが続く場合は、どの工程で止まっているかを組で確認します。

打つ人以外も次の準備をする

安全な位置にいる人は、自分の距離、風、クラブを考えます。打つ順番を厳格に待つより、安全が確保でき、プレー形式で認められていれば準備のできた人から打つ考え方もあります。ショット中は動いたり話したりせず、打球を全員で見ます。

カートを降りる前に必要な物を持つ

ボールが離れているなら候補クラブを複数本、グリーン周りへ行くならウェッジとパターを持ちます。カートは可能な範囲で前方、次のホールへ抜ける側へ進めます。スコアはグリーン脇ではなく、次のティーで待つ間に記入します。

球探しは全員で漫然と長引かせない

打球の行方を見て、木やバンカーなど目印を共有します。紛失の可能性がある場合は、ルールとプレー形式に従って暫定球を検討します。捜索は定められた時間を意識し、見つからなければ次の処置へ移ります。危険な斜面、立入禁止区域、隣ホールへ無理に入って探してはいけません。

グリーン周りで往復をなくす

クラブはホールと次のティーの間へ置き、旗竿、バンカーならし、クラブ回収の役割を自然に分担します。全員がパットを終えてから一人がすべて行うのではなく、プレーを妨げない範囲で準備します。

後ろの組が待っていても危険な近道はしない

焦って前の組へ打ち込む、カートを急発進する、確認せずに横切る行動は本末転倒です。遅れはショット以外の時間で整えます。大きく間隔が空いた、機材トラブルがある、初心者の進行が難しい場合は、マスター室や巡回スタッフへ相談します。

先に行ってもらう判断は施設と連携する

後続組を通すことでかえって混乱するコースもあります。自己判断で危険な場所に停止せず、ゴルフ場の案内やスタッフの判断に従います。競技、コンペ、混雑日では運用が異なります。

経験者ができる最良のペース支援は、初心者のボールを見て、持つクラブを早めに伝え、カートを次へ進めることです。急かす言葉より、組全体が次に何をするかを共有する方が速く、安全です。