天候

真夏のラウンドを安全に楽しむ暑さ・熱中症対策

水分・塩分、服装、休憩、体調変化の見分け方まで、暑い日の無理を防ぐ実践ポイントをまとめます。

雨のゴルフ場でクラブのグリップを拭くゴルファーのイラスト

真夏のゴルフは、長時間屋外にいるうえ、照り返しの強い芝、カート移動、昼食後の再スタートが重なります。「喉が渇いてから飲む」「ハーフまで我慢する」では遅れることがあります。スコアより先に、18ホールを安全に終えられる体調管理を計画してください。

予約前に気温以外も確認する

最高気温だけでなく、湿度、風、日射、暑さ指数の案内、スタート時刻を確認します。早いスタートでも後半は気温が上がります。暑さに慣れていない人、睡眠不足、体調不良、飲酒後、持病や服薬がある人は無理をせず、参加や続行を慎重に判断します。

前日から水分と睡眠を整える

当日の朝に大量の水を飲むだけではなく、前日から通常の食事と水分を取り、睡眠を確保します。深酒は避けます。朝食を抜かず、スタート前に飲料を用意し、売店の位置も確認します。

少量をこまめに補給する

ホール間や待ち時間を使い、喉の渇きを待たずに少しずつ飲みます。大量の汗をかく日は、食事や適切な飲料で塩分・電解質も補います。ただし、必要量は体格や体調で異なり、持病などで制限がある場合は医療専門家の指示を優先してください。アルコールは水分補給の代わりになりません。

直射日光と体温上昇を抑える

  • 通気性・吸汗速乾性のあるウェアと帽子を使う
  • 日傘、カートの屋根、木陰を積極的に使う
  • 首や体を冷やせる冷却用品を準備する
  • 待ち時間は素振りを増やさず座って休む
  • 昼食で食べ過ぎ・飲み過ぎを避ける

日焼け止めは汗で落ちるため、休憩時に塗り直します。サングラスは眩しさと目の疲労を減らしますが、ボール探しに夢中になって日向へ長く留まらないことも大切です。

体調変化を互いに見る

めまい、頭痛、吐き気、強いだるさ、筋肉のけいれん、反応の鈍さなどがあれば、本人の「大丈夫」だけで続行を決めません。プレーを止め、涼しい場所へ移動し、衣服を緩めて体を冷やし、ゴルフ場スタッフへ連絡します。意識がおかしい、自力で水分を取れない、症状が強い場合は緊急性があります。現地スタッフの指示に従い、必要に応じて救急要請を行います。

途中終了は失敗ではない

後半スタート前や数ホールごとに体調を確認し、悪化前に中止します。無理をして同伴者やスタッフへ大きな負担をかけるより、早い判断の方が経験者として適切です。暑い時期は9ホールプランや早朝・薄暮枠を選ぶ方法もあります。

プロはコンディションが悪い日に目標スコアを下げ、移動と判断の余裕を増やします。暑さ対策は根性ではなく運用です。施設の暑熱対策、給水場所、緊急連絡方法をスタート前に確認してください。